TOPICS:運動会と父母会(2012.5.27)
昨日(5月26日)は、2番目に多くの学童っ子たちが通っている小学校の運動会でした。
先週に引き続き、晴れてよかったですね。リレーの選手になった2年生もいたそうですし、男の子兄弟のご家庭は二人とも運動神経よさそうなので、ご活躍されたのではないでしょうか。土曜保育の子どもたちは先生に連れられて応援にいったそうですね。子どもと一緒にわたしも見に行けばよかった、と思いました。
心地よい風が時折吹いたとはいえ、炎天下で一日中外にいらっしゃるのはとても疲れたことと思います。お弁当作りなんかもあったのでしょうか?朝も早くからお疲れ様でした。
運動会が終わった後、本日は夕方から月に一度の父母会が開催されました。今日は大切な議題を話し合ったため、夜遅くまでかかってしまいました。運動会でお疲れの方も含め、30名以上の方が参加されました。皆様、狭い中で本当にお疲れ様でした。
また、本日所要で参加されなかった方もご心配のことと思います。大切な内容については、打ち合わせ結果をまとめましたので、メールでご確認いただけるかと思います。ご不明な点がありましたら、いつでもお問い合わせください。
ここでは、打ち合わせ結果ではふれていない内容についてフォローしたいと思います。
父母会では、指導員から日常の保育の様子を聞くことができます。
低学年のうちは、学童の様子をうまく親に説明ができなかったり、高学年になっても、自分に都合の良い話だけしかしなかったり、あるいは物事のとらえ方も自分中心で多面的な見方ができず、親としては普段の学童の様子が分かりにくいといったことがある様です。学童の様子は、先生のブログで垣間見ることができますが、月1回の父母会ではさらに詳しい状況を知ることができます。
4月の学童は1年生が慣れる、1年生を受け入れることが中心でした。以前のTOPICSで、「いろいろあるみたいです」「今まであった組織の中に、今までにはなかった個性、価値観が入ってきます」と4月の混沌状態について書きました。今回は、その1か月後の状況を具体的に聞くことができました。
中野島学童ホールの1年生は、世の中には同級生、先生、親ではない存在がいるのだということを認識できた様です。上級生という存在です。保育園や幼稚園での年齢の差とはまた違うのだと思います。そして、この上級生という存在が、1年生にとって大切な存在に変わっていきつつあります。
1年生は、学童ホールでの生活の中で「わがままを言っても許してくれる上級生」と出会いました。学童の優しいお兄さんやお姉さんたちです。この5月は1年生同士で遊ぶだけでなく、上級生とのかかわりが増えてきたとのことです。もともと、小学校では学年という概念が強く、学年間の交流はそれほど頻繁に行えない、あるいは行ったとしてもイベントなどで限定的な交流というのが一般的です。それに比べ、学童では、毎日必ず、特定の上級生と関わりを持ちます。1年生は、自分のことをよく知っていてくれ、遊んでくれ、お互いに大切に思える上級生という存在ができてきた様です。普通に小学校に行くだけでは、なかなかここまでの存在にはならないと思います。仲の良い上級生というのは、学童ホールに通う子どもにとっての素晴らしい財産だと思います。
さらに「組織の中でのわがままを許してくれない厳しい上級生」に出会いました。社会に出たら、わがままは通用しません。小学校という社会に踏み出した時に、「わがままは通用しない」ということをしっかりと認識することができたというのは子どもにとって新たな発見だと思います。私はこれもとてもよいことだと思っています。中学校に入り、部活動を行ったら学べることなのかもしれませんが、「わがままは通用しない」というのは小学生のうちにこそ学ぶべきことのように思うからです。
一方、高学年の子どもたちも、この1か月で学んだことがある様です。自分が正しくても、正しさだけを主張してもうまくいかないということを知りました。高学年の子にとっては正しいことも、1年生は理解できないかもしれません。1年生と2か月を過ごしたことで、高学年は「自ら歩みよる」という知識を学んだと先生はおっしゃっていました。
大人ならわかっていることですが、世の中には理不尽なことがたくさんあります。理不尽な世の中なのに、自分の論理だけを主張してもはじまりません。逆に理不尽だからといって、すべてをあきらめてしまうのも悲しすぎます。相手の存在を認識し、それを考えて行動する、高学年も大切なことをこの1か月で学ぶことができた様です。
このような価値があるからこそ(本人たちはもちろん無意識でしょうが)、子どもたちは中野島学童ホールが大好きで、彼らにとって大切な場所なのでしょう。
そして、子どもにとって大切な場であり、こういう価値のある場であるからこそ、われわれ父母にとっても中野島学童ホールが大切なんだと思います。
学童保育というのは、単に働いている子どもを夜まで預かってもらう施設ではありません。私たちにとって大切な子どもたちが育っていくための大切な空間です。
だからでしょう、本日の父母会も終始非常に良い雰囲気で進んでいた様に私は思いました。自主学童ですので、特に人的資源は非常に希少です。ミスや失敗はありますし、反省点もあります。自分の思い通りにいかないこともあります。でも、真摯に目の前の課題に取り組む父母がおり、批判や揚げ足とりなんかせずに、課題の解決のためにそれぞれが一生懸命考える、この様な状況を毎月の父母会で必ず見ることができます。私は、今の世の中に、このような雰囲気を持つ組織があるというのはきわめて稀の様に思います。
その場にいた全員、そして本日はいらっしゃることができなくてもいらっしゃればこの輪に加わることのできる方全員、「中野島学童ホールが大切な場である」という価値が共有できているから、この様な雰囲気が作れている様に思います。これは大切にしていきたいとあらためて思いました。(広報)
お問い合わせ先 中野島学童ホール 〒214-0012 川崎市多摩区中野島6-17-1
nakagaku0622@gmail.com (@は半角に置き換えてください)
044-935-5235
(保育の時間帯、不在時の電話は折り返しご連絡させていただきますので、あらかじめご了承ください。)

